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フルシチョーフ Nikita Sergeevich Khrushchev 1894-1971

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フルシチョーフ 連の政治家。ソ連共産党中央委員会第一書記(在任 1953-1964)・ソ連首相(在任 1958-1964)。クルスク県の炭坑夫の子。1918年に共産党に入党し、モスクワ地方委員会書記・ウクライナ第一書記を歴任し、1953年、スターリン書記長(首相)の死去に伴い、その後継者に選出された。1956年、第20回党大会で有名な「スターリン批判」を行い、従来からの党路線を大幅に転換。米ソ共存外交を推進した事で、内外の大論争を呼び、中ソ対立に発展した。その後、1958年には反対派を追放、自ら首相をも兼任したが、党機構改革・農政の失敗によって、1964年に失脚、政界からの引退を余儀なくされた。


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