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則天武后 （武則天）　Zé-tiān-wŭ-hòu　624-705

支那史上、唯一の女帝（在位　690-705）。名は武照。則天武后は通称。唐の高宗の皇后。高宗の死後、息子の中宗・睿宗を相次いで即位させたがこれを廃し、690年、国を大周、自らを聖神皇帝と称して、中国史上、女性で唯一の皇帝に即位した。その治世は、密告制度による強権体制を布く一方で、優秀な人材は積極的に登用した。又、則天文字・武周新字と呼ばれる新字を制定した。水戸黄門で有名な徳川光圀の「圀」も則天文字の一つ。