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デービッド・カラカウア1世 David KalakauaT

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デービッド=カラカウア1世 ワイ王国・カメハメハ王朝第7代の王(在位 1874-1891)。カメハメハ王朝は5代で直系が断絶、第6代に王族のルナリオが王国議会で選出された。しかし、ルナリオ王も在位僅か2年で死去し、再び王国議会で国王が選出された。この時、選出されたのが、やはり王族に連なるデービッド・カラカウアであった。彼は、世界旅行の途次、日本に立ち寄り、日本最初の国賓(国家元首)として、明治天皇と会談した。即位当初より、アメリカと在ハワイ米国人による政経両面に渡る圧力に悩まされ、晩年はアルコール中毒にかかり、失意の内に死去した。


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