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アウン・サン Aung San 1915-1947

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アウン=サン ルマ(現ミャンマー)独立運動の指導者・国軍の創設者。反英運動に参加。1940年、英国官憲の追及を受け、日本に亡命。1941年、一旦帰国し同志と共に再び日本に脱出。日本の「南機関」の指導の下、海南島で軍事教練を受け、1942年、開戦と共に、タイのバンコクで「ビルマ独立義勇軍」(BIA)を結成し、自ら司令官に就任。1943年、日本の支援により独立すると、1945年まで国防相として国軍の整備に尽力した。戦後、国内各民族の代表と独立後の民族統合について協議する等、尽力したが、1947年7月19日、ウ・ヌー一派の青年将校によって暗殺された。ちなみに、アウン・サン将軍はビルマの国父として現在も尊崇されており、同国最高の栄誉賞「アウン・サン旗章」に名を留めている。又、現在、ミャンマー民主化運動の指導者として有名な、アウン・サン・スー・チー女史は彼の忘れ形見である。


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